「こんな悩みをスッキリさせます!」
✅ニートがタクシードライバー就職をする際、何を念頭に履歴書を書けば良いかわからない。。
「この記事を読むとわかる事」
✅履歴書の作り方の根本的な考え方
✅何をどうアピールすれば良いか
✅具体的にどういうポイントをアピールすれば良いか
結論
ニートがタクシードライバー就職をする際の履歴書の作り方について、最も重要なポイントは面接官を納得させる事。
面接官を納得させるには、とにかく「問題を起こさない感じ」を表現できればおっけい。
具体的には、こんなポイント。
- 事故を起こさない
- ちゃんと出勤する
- ちゃんと免許取れそう
- 客とのトラブルを起こさない
- 社内の人間とトラブルを起こさない
これらを表現するには、こんなアピールが可能!
- 趣味欄にドライブ。でも、大きな事故は起こした事ない。
- 最近は散歩したり、日雇いバイトしてる
- 地理試験に受かっておく
- 稼ぎたい=時間の有効利用が大事=多少の理不尽は飲み込む
- ニートは合理的だったと論理的に説明する
ニートの履歴書の書き方、大事なポイントは「面接官を納得させる」
これからこの記事では、「こういう風にしましょう!」というニートのための履歴書の書き方のポイントをいくつか挙げますが、全てのポイントは、「面接官を納得させるため」という点で共通しています。
なので、具体的な文章を書く際、書く内容を決める際は、とにかく面接官を納得させる、という事を念頭に書いていきましょう。
ちなみに、「面接官を納得させる」をわかりやすく他の言葉で言うと
- 面接官に「この人は採用して大丈夫そうだな。」と思わせる
- トラブルを起こすような人を採用すると、面接官は上司から怒られるので、「わたしは問題を起こしませんから、大丈夫ですよ〜」という事を暗に伝える
という感じです。
タクシードライバーの就活は「問題を起こさない感じ」を表現できればおっけい。
世の中の一般的な正社員の仕事、営業や事務職などの就職面接で見られるのは、「コイツ、仕事できる優秀な人材か?」です。
なので、一般的には、応募者は「いかに自分が優秀であるか」をアピールする必要があります。
しかし、タクシードライバーという仕事は、「日本で最もハードルが低い正社員の仕事」です。
なぜなら、
- ドライバーが増えれば増えるほど会社は儲かるので、採用に積極的
- 会社としては、ドライバーが足りなくて車両が余ると、損失に直結する
- 面接では、有能かどうかじゃなく、まともかどうかを見られるだけ。
- タクシードライバーという仕事は、どの会社に行ってもやる事は変わらない。
- タクシー会社は各地に沢山あるから、選択肢が多い
- 面接が一度だけの会社が多い
- 遠方まで面接をしに来てくれる
などなど、就職しやすい理由が沢山あります。
なので、タクシードライバーの面接で見られるのは、「こいつ仕事できるか?」ではなく、
- この人を採用しても問題無さそうか?
- ヤバい奴じゃなそうかな?
- 問題を起こさなそうかな?
というレベルで採用・不採用が決まります。
で、その「問題を起こさない感じ」というのが、具体的にはこんなポイント。
- 事故を起こさない
- ちゃんと出勤する
- ちゃんと免許取れそう
- 客とのトラブル起こさない
- 社内の人間とトラブル起こさない
なので、あなたが面接・履歴書で表現する事はこの5つの「問題を起こさない感じ」です。
では、この5つのポイントを具体的に説明していきます。
①事故を起こさない
会社側が避けたいトラブル。一つ目は「事故」です。
タクシードライバーという仕事は、一日中自動車の運転をする訳ですから、事故はツキモノです。
一つのタクシー会社には数十人、数百人のドライバーがいますから、事故発生は避けられません。
しかし、事故が起こると、
- 修理にお金がかかったり
- 事務員さん達の仕事が増えたり
- 保険料が上がったり
と、良い事がありません。
なので、会社としては、簡単に容認して良い訳でもありませんから、日々朝礼などで事故が発生しないように色々な声掛けが行われます。
であれば当然、この「事故を未然に防ぐ」というのは、面接時、採用時にも注力しますよね。
なので、面接時に「わたしは事故を起こさないですよ」という事を表現する事が、採用・合格につながります。
②ちゃんと出勤する
ニート特有のアピールポイントとして、「日々ちゃんと出勤して、ちゃんと仕事できます!」という事を表現する必要があります。
ニートという肩書きがついてしまう以上、「ちゃんと毎日出勤できるのかな?」と思われてしまうのは、当然です。
なので、直近の行動習慣などで、「ちゃんと出勤できます!大丈夫です!」という事を伝えられるように履歴書を作りましょう。
例えば、
- 毎日散歩している証拠に健康管理アプリを使って記録したり、
- 毎日◯時間は勉強や就活に時間を使ってます、とか
- 散歩で疲れる事によって、ちゃんと朝起きれてます、とか
毎日問題なく出勤して、仕事が出来るというアピールができるようにしておきましょう。
③ちゃんと免許取れそう
タクシードライバー特有のポイントとして、「ちゃんと二種免許取れますよ!」という事をアピールする必要があります。
タクシーやバスなど、車の運転で直接お客さんからお金を貰う仕事は、お客さんを乗せてお金を貰うための二種免許という運転免許が必要になります。
逆に言うと、二種免許が取得出来ないと、仕事が出来ないわけですから、この「ちゃんと二種免許取れます!」というアピールも必要不可欠になります。
で、二種免許を取得するためには、筆記試験と実務(車の運転、操作)に合格する必要があります。
なので、
- 勉強する姿勢がある事
- 理解力
- 暗記力
- 視覚や聴覚などの正常なカラダ
が必要になります。
このあたりを暗に説明できると、「ちゃんと二種免許取れるよ!」というアピールになります。
④客とのトラブルを起こさない
「お客さんからのクレーム」も、タクシー会社が避けたい問題の一つです。
タクシー会社には、数十人、数百人のドライバーが在籍しているので、クレームを発生させやすいドライバーを採用すると、事務員さん達の仕事が増えて、本来の業務が滞ってしまいます。
なので、タクシードライバーを採用する際は、「この応募者は、ちゃんと接客ができそうか?」という点も見られます。
他の職種に比べてタクシードライバーという仕事は、密室で一対一のサービスなので、
- 他の人の目が無いから、横暴になりやすい
- トラブルを仲裁する他の店員もいない
という点から、トラブルになりやすい職種と言えるでしょう。
なので、自分に非があれば誠心誠意謝れる、自分に非がなくても上っ面だけでも謝れる、という性質はトラブルを最小限に抑えるために必要です。
⑤社内の人間とトラブルを起こさない
会社が避けたいトラブルは、お客さんだけではなく、社内の人間同士でも同じです。
実際、タクシードライバーという仕事は、50代・60代の男性が圧倒的に多く、そういう人達が、同じ会社の他のドライバーとトラブルになるという場面を、わたくし編集長も何度か見ています。
30代のわたしとしては、同じ会社の人とよく喧嘩できるな、とか思いますが、他の業種・職種ではあまりない特殊な事なので、採用する側も気をつけるはずです。
なので、お客さんだけでなく、身内ともトラブルを起こさないようなまともな人間であるというアピールも必要でしょう。
ニートが履歴書で「問題を起こさない感じ」を暗に伝える具体的な方法
以上の通り、タクシードライバーの採用面接では、「問題を起こさない」事が重要視されます。
この「問題を起こさない感じ」を表現するには、どんな工夫ができるでしょうか?
5つのポイントを挙げますので、ぜひ履歴書の文章の書き方に反映して頂ければと思います。
①趣味欄にドライブ。でも、大きな事故は起こした事ない。
面接官に「運転慣れてます!」という事を伝えられれば、「事故を起こす確率、頻度は少なそう。。」と思って貰う事ができるでしょう。
なので、もし当てはまるのであれば、
- 週に何回もドライブするけど、大きな事故は起こした事ありません!
- 人を乗せる時は、優しいアクセル・ブレーキ・ハンドル操作をしてます!
- 「車の運転は、人を56す可能性がある」という事を頭に入れて、いつも運転してます!
- 若いから認知能力には問題ありません!
などの言い方で、事故を起こさなそう感を表現しましょう。
②最近は散歩したり、日雇いバイトしてる
ニートを面接する際に、面接官が気にする事の一つに「ちゃんと毎日出勤できるだろうか?」というポイントがあります。
これを「問題ないです!」という風に表現するには、やはり、「すでに規則正しい生活ができてます!」か「ニートと言っても、たまに働いてますよ〜」という説得の仕方が有効でしょう。
具体的には、こんなアピールはいかがでしょうか?
- 毎日散歩してます
- (二種免許など)資格の勉強をしています
- 家事を毎日やってます
- 日雇い派遣でたまに働いてます
- ビジネス・個人事業に取り組んでいます
③地理試験に受かっておく
地理試験に受かっておくと、どんなニートでも、アピールポイントの一つを増やす事が出来ます。
地理試験とは、東京、神奈川、大阪の、より都会の一部のエリアにのみ必要になる試験で、そのエリアでタクシードライバーとして仕事をするには、二種免許だけで無く、この地理試験に合格することも必要になります。
入社してから資格取得をするとわかりますが、地理試験は、二種免許の勉強と同じくらいの時間を使います。
なので、単純に言うと、地理試験に受かっておけば、研修期間が半分になり、その分の時給は不要になるので、会社としては採用に積極的になります。
地理試験の受験料はだいたい3,000円くらいなので、テキストや交通費を含めても、一万円あれば取得できます。
なので、何もないニートでも地理試験さえ受かっておけば、それなりに良い評価になるでしょう。
④稼ぎたい=時間の有効利用が大事=多少の理不尽は飲み込む
「あなた自身が何をしたいのか?」という事は、就職活動においてかなり重要です。
なぜなら、応募した職種と、やりたい事が噛み合っていないと、「タクシードライバーじゃなくて良くね?」となってしまうからです。
この「何をしたいのか、何が目的なのか」を「沢山のお金を稼ぎたい」に設定すると、色々な事を説明できます。
低収入で理不尽なお客さんの対応をするのは、ストレスが多く続かないかもしれませんが、ワンチャン沢山稼げるタクシードライバーであれば、多少の理不尽は飲み込めます。
という説明は論理的で合理的なので、面接官も納得してくれるでしょう。
このように、「お客さんの理不尽に耐えられます!」という宣言に、説得力を持たせる事で、採用の可能性を高める事ができるでしょう。
⑤ニートは合理的だったと論理的に説明する
ニート=うつ病・無気力=問題を起こす、と考える人は多いでしょうし、あなたも実際にうつ・無気力かもしれません。
が、うつである事を正直に話すと、マイナスポイントになる事は言うまでもありません。
なので、「うつでニートだった」という事を隠して就活するという事も考えなければいけません。
他の就職系のサイトを見ると、「うつを隠して就職、はバレるからやってはいけません。」という主張が多いようですが、わたくし編集長はそうは思いません。
なぜなら、
「就職面接の際、隠し事をしてはいけない(※)」という法律はありませんし、
わたしが採用担当者なら、「うつかー。危ういから、とりあえず不採用にしとこう。」という判断をしますから、
隠しせるのであれば、うつや無気力ゆえのニートというのは、隠した方が良いと思います。
(※「てんかん」など、ドライバー業務が全うできない病状は伝えなければいけません。)
で、隠すのであれば、「なぜニートだったのか」という事を説明する必要があります。
そこで、個人的にベストだと思う選択肢は、「ニートは合理的で正しい選択肢だった」と開き直る事です。
実際、ニートは色んな面で合理的な選択肢と言えます。
例えば、
- 人間は考えて行動するべき、でも働いてる人は忙しくて考える事ができない。結果、間違った行動を永遠にしがち。
- ニートと働いている人は、自由の種類が違うだけで、どちらが正しい、どちらが幸せというのは、本来明確ではない。
- 個人的には、「幸せとは、自由である。」と定義しています。サラリーマンとして働くだけでは永遠に幸せになれない。だから、不労所得を得られるように時間を割いていた。
- 働く事が正しい、という感覚は、権力者や赤の他人にとって都合が良いプロパガンダである。
(※ プロパガンダ:大衆の思想や主義をコントロールすることを目的とした行動。)
など、ニートだった事実を、自信満々に論理的・合理的に説明ができると、印象が全然違ってくるでしょう。
まとめ
ニートがタクシードライバー就職をする際の履歴書の作り方について、最も重要なポイントは面接官を納得させる事。
面接官を納得させるには、とにかく「問題を起こさない感じ」を表現できればおっけい。
具体的には、こんなポイント。
- 事故を起こさない
- ちゃんと出勤する
- ちゃんと免許取れそう
- 客とのトラブルを起こさない
- 社内の人間とトラブルを起こさない
これらを表現するには、こんなアピールが可能!
- 趣味欄にドライブ。でも、大きな事故は起こした事ない。
- 最近は散歩したり、日雇いバイトしてる
- 地理試験に受かっておく
- 稼ぎたい=時間の有効利用が大事=多少の理不尽は飲み込む
- ニートは合理的だったと論理的に説明する